第十回(輪、サンダル、古本屋) 一位
第十回(輪、サンダル、古本屋)
第九回(新天地) 第二話あるある「特課二十七班」←こういうタイトルがち
「いや~お嬢ちゃんも災難だったなぁ」(お嬢ちゃん呼びしがち)(会話から始めるのあるあるだよね?) そう言って主任は鍵束をじゃらつかせながら(管理大変そう)重々しい鉄扉を開く(逆に軽そうな鉄扉見てみたい)。ぎぃぃとさび付いた蝶番の悲鳴が(手入...
第八回(缶コーヒー、空、機械) 缶コーヒーの記憶
研究詰めの日々でとうとう頭がおかしくなってしまったのか、周りから見ればそのようにしか見えないだろう。拾ってきた空き缶のごみを研究室に広げて私はそう思った。この実験がうまくいかなければ本当に頭がおかしくなる。拾った場所の座標をラベリングしてあ...
第七回(チョコレート) バレンタインTier1
バレンタイン、俺のクラスにはチョコレートをバカみたいに貰う内田と言う男が居た。バカみたいに、というのは決してオーバーな表現ではなく本当にバカみたいに貰うのだ。風の噂によると、奴に贈る為のチョコレート需要がこの県のチョコレート売上の半分を占め...
第六回(鯉) こいのぼり研究会
4月、出会いと始まりの季節。晴れて第一志望の大学に合格した僕は、期待に胸を膨らませながら正門をくぐった。桜並木とサークルの勧誘が道の両側にあふれている。きっとこれからキラキラの大学生活が待っているのだろう。友達と一緒に授業を受けて、サークル...
第五回(雪) 悪意
震える体、その危険信号を無視して女は歩き続ける。吹雪で視界は悪い。柔らかく誰にも汚されていない雪は脚を疲労させるだけだ。これはそんな、出口の無い永遠のような吹雪の中の話。 「いってきまーす!」ハツラツとした声と共に少し萎びたランドセルが夏の...
第三回(餅) 餅も知も地も血も
「悪かねぇな、終わった地球の景色も」 「バカを言うなよ、餅が流れる海だぜ」 海だった場所が餅で溢れていて、その上を船で進む。世界は俺と目の前のアホンダラだけ、見飽きた悪友の顔か餅かのふたつの選択肢しかない景色にうんざりする。 からからと音...
第二回(海) 海の味覚と外なる神
「海ってみかくがあるんだよ!」 少女は海の好物を教えてくれた。たこさんウインナーと甘い玉子焼きらしい。 それは君が好きな食べ物だろう、という言葉を俺は飲み込む。 夏らしいワンピースを着た少女、九歳ぐらいだろうか、娘がもし居たら同じくらいの...
第四回(裁判) 教室は取調室
犯人はこの教室にいる。 一限のバスケットボールを終え、二限必修英語。 誰かが牛丼 の匂いを教室に充満させている。 思うに、犯人はおそらくAだ。 俺はこの目で、彼がプチシェ リーに入る所を見たんだ。 お前牛丼持ってる? え?俺じゃないよ? シ...
第一回(手袋)