第二十四回(投票)

生徒会選挙

「おまたせ」 「おー」 改札を出ると、いつものように少し先に着いて待っている亮平に声をかける。そしてそのまま二人で学校へと向かう。学校がある日の、いつもの登校の流れである。高2のこの時期、不真面目で帰宅部の俺たちは受験とも部活とも無縁だ。1...
第二十四回(投票)

独裁政治と老人

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第二十四回(投票)

老いぼれ

割れた陶器の欠片を前にしてアキリオスは悩んでいた、果たして本当にその名前を書いてもいいのかを。 「いくら彼自身の人間性に問題があるとして、しかし彼が先の海戦の英雄なのも事実だ」 アキリオスはひとつテミストクレスを擁護するような言葉を呟いてみ...
第二十三回(紙・糸)

月日

第二十三回(紙・糸)

未完 手紙

「すまないんですけど、その手紙ちょっと見せてもらっても大丈夫です?」  赤緑色の珍妙な色眼鏡を付けた少女にそう声をかけられたのは、いつも通りドクレが郵便局から配達に出たタイミングだった。  「個人情報なものでそれは出来かねます」   今日の...
第二十三回(紙・糸)

ピンクい恋文

私は桜子と共にそれを見つけた。靴箱を開けた途端にひらひらと落ちた手紙を私は桜子と見つけた。 「うお。ラブレターってやつだ」「マジか」 まさしく封筒も便箋もピンクい。これがラブレターでなく何がラブレターだと。しかしハートのシールを剥がして丁寧...
第二十二回(バクチ)

不思議な2人

俺のモットーは常に冒険をすることだ。安定志向なんてもってのほか。バクチを打ち続けてこそ人生ってもんだ。   「キーンコーンカーンコーン」   「お前、今日ひまかー?」 「わりい、今日行くとこあるわ」 「おっけー、じゃあなー!」 こいつは今年...
第二十二回(バクチ)

闇チンチロ

ウィン ここが闇カジノか〜初めて来たな〜。何があるんやろ     お兄さん、チンチロいかがッスか!今デカいサイコロ入ってますよ!   おっパブのノリのチンチロのキャッチとかいるんだ。まぁやってみようかな。     じゃあ行きますよ〜。よっと...
第二十二回(バクチ)

皆川満点

大学入試共通テストもいよいよ終盤に差し掛かり、最後の関門とも言って差支えのない数学のテストがあと五分もすれば始まるという休み時間。それなのに隣の万年成績ビリケツの皆川は余裕そうに、椅子の上でふんぞり返って天井を一点見つめしていた。「皆川、随...
第二十一回(膝・Love)

膝、Love、その他万物の全ての答え

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第二十一回(膝・Love)

愛の不時着

どうも膝です。突然ですが私には恋している方が居ます。それは背中さんです。しかし絶対に私たちは巡り会うことはありません。血液さんに頼んだ手紙だけが私たちがお互いの存在を確かめ合う方法で、さながら彦星と織姫だとふくらはぎさんには言われました。 ...
第二十一回(膝・Love)

ひざまくら部

ひざまくら部。  そこまで、男を魅了する部活があるだろうか?  俺はこの高校にそのひざまくら部があると聞いて、入学を決めた。正直、俺は半信半疑だったから、そのひざまくら部を詳しく調べた。  すると、部員数は10人を超えていて、そのどれもが女...
第二十回(旅行・鞄)

Aくんの日記

7月26日 金曜日 天気 晴れ 今日から夏休みが始まった。今日は一日家で宿題をしていた。分からないところがあったので、夏休みの間に出来るようにしたい。 7月27日 土曜日 天気 晴れ 今日は友達と夏祭りに行った。花火も屋台も最高でとても楽し...
第二十回(旅行・鞄)

ベルジュと夏の珊瑚礁

彼は旅行には鞄を持って行かない主義だった。いつだって奴はアロハシャツと短パン、クロックスで旅行に行った。これはつまり、彼が旅行に行く季節は必ず夏だったことを表現している。とにかく奴は軽装に財布だけ持って、時には旅券すら持たずに、どこかへふら...
第二十回(旅行・鞄)

投げ入れ岩

今から話すことは実際に俺の身に起きた体験談だ。内容が内容なので信じて貰えないかもしれないし、俺も当事者じゃなければ信じないだろう。だからこれはあくまでも記録として、ここに記すことにする。長いかもしれないが興味のあるやつは読んでくれ。 俺が大...