第十四回(吐き気)

第十四回(吐き気)

箱庭の悲劇

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第十四回(吐き気)

対ネコ対策委員、桜山

20〷年、日本に超でけー猫が突如として現れた。黒、茶、白の三毛猫は、突然渋谷上空に出現し、そのままの勢いで、東京という都市を歴史のシミにした。そう、超でけー猫は全長15キロ、重さは200万トンに達するほどの化け猫だったのだ。日本の伝説ゴジラ...
第十四回(吐き気)

呑み込んだ吐き気

「じゃあ、全員そろったので、  かんぱ〜い!!」 皆がそう言うと、お酒の入ったグラスを全員で乾杯した。グラスの気持ち良いガラスの音が響き渡り、飲み会の始まりを感じさせる。  全員が揃ってから、乾杯をしようと決めていたため、1時間遅れて来た私...
第十四回(吐き気)

きもちわるい

中学二年生の夏から、決して忘れない光景。 「きもちわる」  って、呟く彼女。 虫ケラでも見ているかのような目で、教室の床に座り込む僕を彼女は見上げる。廊下から差し込む光で僕は彼女を影の中に閉じ込めた。そんな光とは逆に、その人の中に入れるよう...
第十四回(吐き気)

循環型社会 新京都

退社後、パブリックカーを捕まえてナビゲーションシステムから自分の家を検索する。フロントガラスにルートが表示され、AR標識が現れる。僕は再処理水を飲みながらルートを確認した。 ―新京都 時刻は午後5時47分 本日の道路異常は確認されませんでし...
第十四回(吐き気)

黒と雫

――オレたちの関係は、後ろ暗い、お世辞にも健全とは言えないものだった。 「ハァ、ハァッ……ウッ、ケホッケホ」 「ルリ」 苦しそうな背中をさすってやると、ルリの呼吸は少しずつ収まってゆく。 「ハー、ハー……」 「大丈夫か」 「……また、いつも...
第十四回(吐き気)

全国嘔吐我慢選手権大会決勝(中継)

【!お読みいただく前に!】・すごくげひんです。・エロとグロ以外のすべてのダメな要素が詰まっています。・無理だと思ったらいつでもブラウザバックしていただきますようお願い申し上げます。            ◇ 「さぁ始まってまいりました、全国...